ワンちゃん、猫ちゃんや動物たちにとって、病院という慣れない環境に行くことは不安でいっぱいの大イベントです。気持ちの変化から普段と違う行動に出ることもあります。
たとえば・・・言うことを聞かず、いつもより落ち着かなくなったり、攻撃的になったりします。ほかの患者さん(動物たち)の存在に興奮したり、逆に怯えて暴れてしまうこともあります。あるいは緊張のあまりオシッコやウンチをしてしまうかもしれません。
できるだけ、その子のことを一番知っているご家族の方がお連れください。
夏場は蒸れて暑くならないように、保冷剤等で涼しくしてあげてください。
冬場はキャリーケースの底に毛布などを敷いて保温性を高めてください。直接肌に触れないようにタオルなどで包んだ湯たんぽなどを使うことをおすすめします。
ご来院時には、ワクチンの証明書、服用中の薬、検査結果等がございましたら、ぜひご持参ください。
ペット保険へご加入の方は、先に受付へ保険証を提出してください。
大切な動物達に少しでも安心してもらえるように、次のことにご協力ください。
犬のオーナー様へ
○ワンちゃんは必ずリードに繋いでお待ちいただくか、ゲージやキャリーに入れてください。
○ゲージやキャリーに入って来院された場合、ケースから出さないでお待ちください。
○脱走防止のため、最後まで玄関や診察室の扉を閉じるようご協力ください。
○動物の性質上、不安や緊張で院内で排泄してしまうことがあります。お掃除道具をご用意してありますので、粗相はオーナーさまが責任を持って綺麗にしてください。
猫のオーナー様へ
○必ず大きめの洗濯ネットに入れてからキャリーに入れて来院してください。外が見えないことで外界からの刺激が和らぎ、身を守ることが出来ます。
○猫ちゃんは環境の変化に驚きやすく、逃げ出してしまったり、恐怖でパニックを起こしてしまうことがあります。興奮して触れなくなってしまうこともあります。日頃から爪を切っておいてください。刺激せず、静かにお連れください。
○待ち時間にキャリーやゲージの中を覗かないでください(緊張している状況下では、見られることも猫にとってはストレスになるため)。移動の際は布などで外が見えないようにしてください。
○診察室以外ではキャリーやゲージを開けないでください。診察室の中では猫の不安感も緊張感もピークに達しています。診察室の中でも指示があるまで出さずにお待ちください。
○処置中はあまり声をかけず、大きな声を出さないでください。また、キャリーから出してすぐに獣医師の方に顔を向けないでください。飼い主さんの顔が見える方に向けたままの方が安心します。